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コーチは役者

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どうも、おはこんばんにちわ!コーチは役者と思っているゴラッソです。

先日、自チームの試合をしてきました。子供たちは元気いっぱいで、相手の監督さんからも「なぜ、そんなに元気があるの?」と褒められましたよ。

そこには、普段からサッカー練習している、環境にあるのでは?と思いました。

コーチは役者

今まで、試合中の指導法を色々変えてきました。

①昔々のコーチのように、罵声は飛ぶわ、げんこつは、あるわ。熱血鬼コーチ

②こと細かく、詳細を決めて、行う指導。堅いコーチ

③大筋だけを決めて、あとは、選手に任せる。放任コーチ

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熱血コーチ

①の熱血コーチのやり方は、皆、必死で頑張る。とにかく、調教されたお馬さんのようにがんばる。が、楽しそうではない。ほんとやらされてる感が強い。なので、学年が上がるにつれ、伸び率は減少。自分で考えれない選手になり、闇雲にがんばるが、頑張りすぎて怪我をしてしまうことが多くなり、第一線から遠のいた。

堅いコーチ

②の堅い感じの指導は、こちらが説明しているのが、理解できない子が多かったり、理解できる選手も、「たぶん、こう、だろう」と曖昧にわかったつもりになったりと、不安のまま試合に挑んだりする。熱血タイプに比べ、罵声がない分、子供の顔は、少し晴れやか。しかし「???」が付いたままする、不安なサッカー。

放任コーチ

③放任コーチタイプの指導では、子供たちは、ほんとに、楽しそうにサッカーに取り組む。練習では、練習を2種類くらい提供してあげ、テーマのみ説明。練習内のゲームでもテーマを始めに説明して、良しも悪しも言いません。楽しいかったか、そうでないかのみ、聞きます。対外試合では、ゲームに臨む前に、皆にテーマのみ決めてもらい、試合に臨む。テーマに沿えたかどうかも、あまり追究しません。出来たか出来ないかは、選手自身分かってるので。ただ、褒めてあげることのみ、声を出します。

結果

現在は③の放任タイプで指導しています。熱血コーチタイプや堅い感じのコーチタイプも演じてきましたが、良いチームが出来るのは、放任コーチタイプの指導のチームの時でした。

試合をするのは、コーチでなく、選手です。子供たちです。コートの中に入って、判断するのは、本人たちなので、そこでは全て本人たちで判断しなければなりません。横からあーだ、こーだ言っても仕方ないのです。

失敗してもいいじゃないですか。そこで失敗して、学習して成功していく

ノムさんこと、名将、野村克也さんが、こんな名言を残してます。

「失敗」と書いて「成長」と読む

まさに、育成年代に合ってますね。むしろ、育成年代に成功ばかりしている方が先が怖いような気がします。若年層では、「失敗と書いて成長と読む」これがぴったりだと思います。

試合では放任していますが、練習では、細かいことを言う②の堅い感じよりの③放任ですけどね。選手の自主性、自我といったところを、開花させるのに基本意識して、コーチを演じています。

大きな大会などに出かけると、可哀そうなくらい怒鳴られてるチームがいます。子供の顔、死んでる。。。。笑顔がない。サッカーなんて所詮遊びです。そこをしっかりわきまえて、指導してほしいものですね。楽しんでなんぼの世界ですから、ましてやジュニア世代では特に楽しんでなんぼですから。

コーチが怒るくらいなら、選手同士がピッチの中で怒りあうくらいのチームにしてあげたらいいのにと、いつも思います。

まとめ

皆さんも色々、指導を変化させて、色んなコーチを演じてみてください。ゴラッソ自身も色々なタイプを演じてきて、今現在に至ります。冒頭でも述べた、「元気のいいチーム」は、今の指導方針の結果だと思います。指導1つで、チームの流れも変わってきます。どれが正解はないと思いますが、今一度自分の指導を客観的にみて、みつめなおしてください。コーチたちも失敗して成長していくことが、日本サッカーの礎になるのではないかと思います。