小学校の運動会、徒競走で順位を決めないとかバカなことを言っている小学校を聞いたことがあります。競争心をなくすような競争でなにが競争でしょうか?競争して差が出ることでイジメられるとかそんな考えなのでしょうか?私には理解不能ですが、それでは、社会に出て通用しません。負けて悔しいから練習する、勝って気持ち良いから練習する。そうやって色々なことを 学ぶので、競争させる気持ちを奪ってはなりません。
サッカーでの競争=楽しさ
子供たちの練習でも、競い合う練習の方が盛り上がります。声を張り上げながら、競争に勝とうとがむしゃらにプレイする子や様子を伺いながら、勝とうとする子。子供たちなりに駆け引きをしています。そうやってサッカーの駆け引きを楽しんでます。良く、「楽しんでやろう」と言うけれど、「楽しむ」とは、そういうことでもあるのです。
競争意識をしっかり植え付けるのも指導者の役割です。学校教育がいじめ等の問題で、競争を少なくするのならば、学校以外での教育現場でそれを養わなければ、社会自体がダメになってくる。
サッカーから社会を学ぶ。そんなチームつくりが素敵ですね。
今日は、低学年でも出来る。競争意識を高める簡単な練習の紹介です。
ドリブルちゃれんじ
説明
コーン1個に対して2人以上がそれを回ってもどってくる。
スタートラインから、どちらかの合図でスタートし、元の位置まで戻る。
ポイント
回り方は自由。スピードがない子でも相手のミスをついて、逆から回ったりとしっかり駆け引きをさせましょう。
コートを何コートか作りチャンピオンコート、敗者のコートをつくり、総合チャンピオンを決める。(私のチームでは、J1コート、J2コート、J3コートを作りました。)
わざとぶつかったりする子供もいるので、その場合は、どうするかを子供たちで決める。
ゴールもラインを通過するのか、あるいは、ライン上でストップするのかも子供たちに決めさせると良い。
家での個人練習で、親子でも出来る練習です。サッカー未経験者の、お父さん、お母さん、これがどれだけ難しいか、お子様と一緒にやってみては、いかがでしょうか?