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練習プログラムのアウトライン

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どうも、オハコンバンニチワ、一応、ストレングスコーチと理学療法士を生業にして、歩んできた道でサッカーを経験してきたゴラッソです。

今日は、練習プログラムの構築の持論を話していきたいと思います。

練習プログラムの構築

ストレングス&コンディショニングのコーチと、理学療法士を今はメインでさせてもらってますが、どちらの学問でも、治療・トレーニングプログラムの構築は、ともに

「評価」→「治療orトレーニング」→「評価」

これの繰り返しです。評価が出来ないのに治療やトレーニングなんてできません。評価をしてその結果を盛り込んで、読み取って、問題点を抽出して、それらに対してアプローチしていく。っていうのが、整理され、最短ルートで進んでいくための方法である。今のところは、、、

評価というのは、ざっくり言うと、色々な動きのテストとか、実際に使えてる動きのテスト、ぐらいに思っていてください。

「評価→トレーニング→評価」この一連の流れは、とても整理され、シンプルで考えやすい、モデルでこれをうまくサッカーに繋げれないかと、、、、

「評価」というキーワードの部分に「試合」というキーワードを当てはめる。治療・トレーニングはそのまま、、、

「試合」→「トレーニング」→「試合」

という流れになりました。

これは、JFAも推奨している、

「M-T-M」

(Match‐Training‐Match)

と同じ構造ですね。

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Match-Training‐Match

ただ、JFAは

「試合で日頃のトレーニングの成果を確認し、その結果を分析してトレーニングを重ねまた次の試合に臨むというサイクルの中で、課題克服にトライし、一つ一つ取り組み積み重ねていくことができるという面があります。」
引用)jfa.jpの大会ガイドラインより抜粋

という具合に、大規模に捉えてM-T-Mを説いてる感じがあります。

これを、ミクロサイクルで考え、普段の練習から取り組むことも1つの練習プログラムの構築に繋がる。

ミクロサイクルで考える、Match‐Training‐Match

普段の練習は、たいていの場合、

アップ→練習→試合という流れが一日の練習パターンで多いと思いますが、これを

①試合→②練習→③試合という一日の練習の流れでM-T-Mを採用する。選手たちには、これを採用する理由を説明して、取り組んでもらうのが望ましい。

①の試合の前には、W-upを導入。

①の試合でチーム・個人を評価
②で評価したことに対して、アプローチできる内容の練習
③の試合で再評価

これを採用することで、練習のための練習から少しは、脱却できる。

練習のための練習

日本人は、練習をさせると世界トップクラスと言うのをよく聞いたことがあります。

ゴラッソもブラジルに行ったときは、ブラジル人より日本人の方が練習は、上手い

ブラジル人の練習は、力を抜いてるようにみえる。

しかし、彼らは、練習の最後にする試合になると、スイッチが入ったかのように練習とは、まったく集中力ややる気が違うのだ。

「俺らが強いに決まってる」

ばりの、オーラを発してプレーしている。勝者のメンタリティーを醸し出しています。

日本人は練習の為に練習を一生懸命している。ような感じ、ブラジル人は、試合が、練習のような感じ。。。すこし、表現は難しいが、そんなニュアンスです。

日本の文化により日本人は、練習の為の練習が脳に焼き付いてるので、これをなんとか、軌道修正を行わなければならない。

それを行うのが、M-T-M(Match-Training-Match)なのです。

まとめ

マクロサイクル(長期スパンでみた)練習プログラムのM-T-Mもよいが、ミクロサイクル(短期間のスパン、今回ならば、一日の練習)でのM-T-Mも、試合に何が必要かを分かってもらえ、試合と練習を関連付けできる、プログラムのアウトラインです。評価と練習をうまく、利用しながら、賢く強くなるのが、日本の文化だと思います。

これをもとに、皆さんの知識を併用しながら、より良いチーム作りを行い、日本の底上げをしていってください。