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脳の回転を素早く!頭を休めない3対2

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効率や意図を今一度考える

グランド10周、ダッシュ20本、リフティング1000回、こんな昔じみた練習は古い古い。グランド10周や、ダッシュ20本なんかのフィジカルトレーニングは、高校生くらいからは、必要になってくるが、中学生までは、骨の成長や、筋の成長を考えると、必要なし。リフティングなんて1000回出来たからって、試合でするかい?1000回しようと思ったら15分くらいかかるから、ほかの練習した方がいいよ。1980年代の西ドイツ代表の選手の中には、3回くらいしかリフティングできない選手もいましたしね。

今まで通り練習してても、今まで以上に強くはならないし、それ以上に上手くもならない。やはり色んなことを取り入れ、修正を繰り返しながら、日々の練習を行う必要がある。集団で行わなければならないような練習をチームでしっかり行い、個人で必要な練習は、チーム練習でしない。個人で必要なことは、自分でしっかり考えさせ、必要ならば、自主的に残って練習するであろうし、休日にでも、勝手に練習するように持っていくのが、良い。そうしなければ、チーム練習の時間がもったいない、せっかくチームそろって練習できるのだから、その時にしか、見えない景色を多く作ってあげることは、試合に最も繋がってくるのだから。

個人練習なんてのは、いつでもできるからね。個人練習って言う名前もイケない。ボール遊び。練習は、チームで練習するもの、個人でするのは、ボール遊び。練習と思って、個人でしたら、長く続けられないので、ボールと遊ぶのが趣味っていうくらいにしないとイケませんよ。

サッカーは、身体能力、ボールコントロールも必要だが、判断力も非常に大切である。

身体能力の向上は、前述でも言ったように、年齢が適切な時が来るまでは、ハードにやらないほうが先決なので、少年期では、ボールコントロールと判断力の方に練習のウエイトを置かなければ、ならない。

そこで、今回は、判断力を上げる練習モデルの紹介です。

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攻守の切り替えのある ポゼッション練習

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説明

10m×10m程度のコートを2つ合わせる。一方のコートで行う3対2。人数は8人で行う。(図1)

守備側は、ボールを奪取したら、隣のコートにいる仲間にパス。攻守とも1人ずつ隣のコートへ移動し、移動したコートで3対2を行う。(図2)

コツ

選手のレベルによってコートの大きさを変更。

数的有利を活かした状態でボールを回す。攻撃側は、味方との距離感を意識。

守備側は、数的不利の状態なので、相手のミスを待つのではなく、ボールを誘導し、追い詰めてボールを奪取出来るように、攻撃側のボールを操作するように意識する。図3のような場面を作り出す。

攻守の切り替えを素早く、より早く、していこう。展開をどんどん早くして、脳をたくさん使って、判断力を高める指示、意識が大切です。

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