せっかく頑張って、覚えたドリブルでのフェイントも試合で使えないと意味がありません。
サッカーの醍醐味、フェイント編👈サイト内の動画で、いろいろな フェイント動画あります。
試合では、次から次へと相手がくるので、相手がくるのを「確認→判断→体を動かす」と言うことを瞬時にしなければなりません。このような一連の思考が速ければ速い方が有利です。これを体に染み込ませることがフェイントで相手を抜き去る方法になってきます。
考えてからでは遅い
脳から筋肉へ指令が伝わる速度は、人間皆同じです。目で見た情報量の多さ、情報の質によっての差が、相手の逆を突く動きにもなってくるのですが、イチイチ考えてたら、はっきり言って遅いです。
なので、このフェイントをしたらこう相手は動く、右に相手を動かしたいときにはこのフェイントなどを体に染み込ませることが大切である。
ある記事でみたのですが、ヴェルディが読売クラブ時代にブラジル人を呼んでフェイントを指導してくださいと、お願いしたらしいのですが、、、
「フェイントは、その状況に合わせて変えるもの。今、敵もいない周りの状況も違うのに、教えると言っても教えようがない」
と、言われていたそうです。やはり、周りの状況や相手の体の向き、そのような様々な状況によって変化させなければならないのである。そのため色んな状況を経験し、色々なバージョンのスキルを身につけることが大切である。
今日の練習の提案はドリブルからフェイントを体に染み込ませ、遅れてきたDFと1対1と言う設定の練習の提案です。
チーム練習でも出来ますし、親子でも出来る練習です。個人練習してみんなに差をつけよう!!!
フェイントからの1対1の練習
説明
ボールを持ったFW役とDF役に図のように分かれる。
DFの方は、ラダーやコーンスラロームなど障害物を設定する。
FW側は、マーカーあるいは、コーンを3つ置き、それぞれでフェイントを必ず入れる。
スタートは同時に行うため、DF役は必ず遅れてFW側と対峙することになる。DF側が追い付かなくてもFWは、シュートを打つ。DF側は、FWが障害物をクリアできていないとボールを取りに行く。
ポイント
DF側の障害物は、FWが3つ目のマーカーをちょうどクリアするくらいの障害物を設定する。少し後から追いかけてFWを焦らせるプレッシャーをかけれるものがよい。
FW側のフェイントは、
- ペダラーダ
- ダブルタッチ
- ルーレット など
と言う具合に試合でよく使うものを設定する。始めのうちは、指定して行う。慣れてきたら個人で考えさせる。1~3のフェイントを各人の1つのカタチとして行う。
マーカー1つに対してその場で考えていたら、あっと言う間にDFが障害物をクリアしてしまうので、FWは、スピーディーにリズムよく行うことが必要となってくる。
プレッシャーの中いかに正確に自分のカタチを作ることが重要になってくる。