即効果あり【速い状況判断の養成】4対4のゲーム形式練習

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ジュニア世代を指導していると、ボールを持ったらとにかく、自分が主役になるために、どこからでも、ドリブル突破しシュートを打ちにいく。自分の前に2人も3人もDFがいてもシュートを打ちにいく。といった感じの子供たちが多くいる。自由な発想、予想外のプレーで良い場合もあるのだが、せっかく取ったマイボールを失うことになり、そこから失点してしまう。

もちろん、シュートを積極的に打つことや、強引にDFをコジアケルための個人技を磨くためにも良いことなのだが、あまりにもそっちに偏るとサッカーとして円滑に行われない。

なんでも「偏る」ことが不備を生んでくる。サッカーだけでなく、例えば、栄養の面でもタンパク質が筋肉を強く大きくするから良いと言ってタンパク質ばかり偏って、摂っても大きくなるスピードが落ちてしまう。炭水化物やミネラルも同時に摂らなければ効率の良い吸収はできないのである。良いからと言って偏ると、どんなことでも不備が生まれてくる。

個性あるプレイスタイルを強制的に修正するのは、簡単だが、そうなると個性が消え窮屈なプレイをしてしまいがちなので、個性を殺さず本人たちに「偏り」気づかせることが大切ではないかと、考えます。

パスを繋いでドリブル突破を狙う練習

昨日練習した内容なのですが、有名なチームでも指導経験のあるコーチに来ていただき、「みな一人ですべてをやり切ろうとする」子供たちのことを話し、解消できる練習をお願いしたところ、今回紹介する練習をしていただきました。また、強制的に個性あるプレイスタイルの子供たちを変えたくはないので、自分たちで気づくことを念頭に置いてもらいました。

練習後の試合では、チームが見違えるほど変わりました。無理な状況からシュートは狙わず、パスを繋ぎ、マイボールを大切にでき、2時間くらいの練習で、大きく変化が得られました。



練習内容

練習用紙のダウンロードはこちら

説明

15m×15mのコートにコーンのゴールを4つ作る。

黒チームは上の2つがゴール、青チームは下の2つがゴール

ゴール2つの4対4。

ゴールはドリブル突破のみ。

ポイント

15m四方のグリッド、人数4対4であるので、3タッチ4タッチしているとすぐにガチャガチャになる。ドリブルかパスの判断が遅いと相手にすぐに詰められてしますので、速い判断でおこなう。

また、パススピードが遅いと、受け手が良いポジショニングにいたとしても奪われてしまう。そのためパススピードを速く行うこと。特に横パスは速く。

1人で2,3のDFを相手に抜こうとする状態があるときは、ゲームを止め周りを見させ、どこにチャンスがあるか、判断させよう。

これが意識出来てきたら、実際のゲームで試す。その時に今回の練習をしっかり意識させる。