自分本位のプレイは、将来苦労する。見て判断できる選手になろう

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オフ・ザ・ボール

サッカー経験者ならば、子供の試合を観戦するとき、ボール保持者以外の選手の動きをよく観察すると思いますが、サッカー非経験者は、ボール保持者の動きを凝視してしまうと思います。サッカーは、ボールを保持する時間よりも、フリーランニング、オフ・ザ・ボールの動きの方が実際は大切です。

実際、90分の大人の試合では、ボールを触っている時間は、2分弱と言われています。あとは動いてフリーでボールを受けるところを狙っていることがほとんどです。

そのため、それを体感している経験者は、必然と保持者以外の選手を観察することが多いのです。



サッカーの中核

サッカーは、味方の動きでプレイが決まると言っても過言ではありません。サッカーの中核はそこに凝縮されています。

それには何が必要になるか?それを考えたときに、やはり状況をしっかり把握する観察力が必要なスキルになってくる。そのスキルを養うためには、「見ること」。周りをしっかり見ることが必要です。試合中コーチが外から「あそこを見ろ!」「ここを見ろ!」とあーしろ、こーしろと言ったのでは、もうすでに遅いのす。全ては、ピッチの中にいる選手が全てを判断し、行動することが一番なのです。

このためには、普段の練習から、「見て判断する」練習が必要になります。そんなこともしていないのに、いきなり試合で、「もっと、周りを見ろ!」と言われても何をどう見てよいか分かるはずがありません。

今日は、オフ・ザ・ボールの動きをよくするための入り口と言ったところでしょうか。周りをしっかり見て、判断するための「癖」を付ける練習の提案です。

4対1 ボール2個

練習用紙のダウンロードはコチラ

説明

コートは15m×15m程度のものを作る。(慣れてきたら狭くする)

4人で2個のボールを回す。1人がそれを奪いに行く。

ポイント

コートからでない。

4人のポジションは固定する。

守備も始めは固定する。

ボール保持者は、もう1つのボールがどこにあるのかをしっかり見なければなりません。

また図の状態でオレンジの鬼がCの選手のボール奪いに行ったときに、AがBに出してしまうと、Cのパスコースは、Dのみになってしまい、Cの選手を追い詰めることになります。

図の時、オレンジの鬼がCのボールを奪いに行ったら、Aは、そのままの状態でいるのが望ましいことが分かると思います。それがこの場合における正解の動きになります。

CがBに出したら、Aは、即座にDに出す。そうしなければ、Bが切羽詰まりますので、Aは、CがBに出した途端に出すのが正解の動きになります。

そのため、狙われてるボール保持者以外の選手の行動が大切になってくる練習です。

サッカーの中核である、オフ・ザ・ボールの動きの基礎となるところです。

この練習がスムーズにいくためには、周りの選手も顔を上げ、コミュニケーションを取り合和なければなりません。常にボールを対角線に配置することが大切になります

また、DFの方も、対角線にボールがなく、片方にボールが寄っているときに、体の向きに注意してボールを奪いに行く。片方に寄ったときは、「パスコースを斬りながらボールを奪いに行く体の向き」をしっかり意識するDFの練習にもなります。

まずは、ゆっくりどこに2つのボールがあるのが望ましいか、考えながら行い、正解を誘導してあげることが良いと思います。正解が分からないままで進めていくと、ただの奪い合いになってしまいます。特に低学年はその傾向にあるので、高学年に適した練習になるかもしれません。しかし、これらを低学年から身につけることは非常に良いことだと思います。私は、この練習を低学年に試しましたが、上手くいかなかったが、日数をかけて行うと、とても浸透してきました。試合にももっと浸透していくように現在、この練習を継続中です。良い結果が得られると良いのですが。練習するのが楽しみです。