やはりサッカーは楽しくないと上達しない。少年時代のサッカーは、遊び心がないと上達しない。皆さまもご存じだと思います。楽しく笑顔で練習できるようなものでないと、子供たちの工夫がなくなってくると思います。好きこそものの上手なれと言う言葉があるように、ボールを蹴るサッカーを好きにならないと。好きになるためには楽しくないといけません。
今日は、楽しく、そして強く、賢くなるような遊び感覚の練習を紹介します。
練習内容
これを練習とくくるのが、自分的には、嫌なのですが、、、
相応しい言葉が見当たらないので、すみません。
説明
鬼を2~3人、逃げる側(1人以上)を決めます。図の場合は、黒=鬼 水色=逃げる側
縦15m程度、幅は制限なしです。人数に合わせて図のような、セーフティゾーンのあるコートを作ります。
人数は3人以上から出来ます。(鬼2人、逃げ1人より)
逃げる側は、セーフティゾーンAからセーフティゾーンBの間を10往復したら、勝ちです。
鬼は、全滅させたら勝ちです。
スタートは、セーフティゾーンAに逃げる側が入った状態から行います。
逃げる側は、セーフティーゾーンに入っていれば、当てられてもセーフです。バリアがあります。
鬼は、セーフティゾーン以外の場所で、ボールを当てます。
鬼のポジションは、どこにいても自由です。
決めごと
詳細なルールは、
逃げる側は、セーフティゾーンに入っている間は、当てられないのですが、鬼がパス交換をを10回する間に、セーフティゾーンからでなければ、セーフティゾーンは、なくなります。(セーフティゾーンにずっといるのを防ぐため)その鬼が回すパス交換は、逃げる側全員がセーフティゾーンに入ってるときに有効になります。
セーフティゾーンAからセーフティゾーンBに行くときに、セーフティゾーンAから一度出て、鬼が狙いに来たからもう一度セーフティゾーンAに引き返すことは、禁止です(負け)。一度出たら、次のセーフティゾーンに行ってください。
まとめ
学校のスポーツテストのシャトルラン的な要素も、逃げる側はあるので、シャトルランの成績もアップします。この練習をチームで練習する前に家族3人(自分+子+子)で行ったのですが、逃げる側を担当し続けた長女のスポーツテストのシャトルランがアップしました。
この練習(遊び)は、逃げる側は体力・知力が必要になり、鬼は、ボールコントロール・知力、冷静にプレイするメンタルが必要になってきます。
鬼側は、動く目標物にボールを蹴るので、実際に試合の場面を考えると、スルーパスなんかはそれに該当します。大人の試合でも、うまく走った先にボールを出せない人もいます。そんな人は、こういった練習を過去にやっていないんでしょう。知恵のストックがないので、できないだけであって、このような「遊び」をすることで自然と身につきます。
遊びながら、サッカーに必要な、ずる賢さが身につく練習です(遊びです)。是非やってみてください。
注)あくまでも、遊び感覚で行ってください。