どーも、おは、こんばん、にちわー
football geekのゴラッソです。
Geekとは、「おたく」、、、、、(笑)
サッカーオタクである。ゴラッソは、現役時代、鈍足FWでした。最速、50m/6.4秒、以外に速いと思われるが、あくまで、最速だから、いつも、これが、でてたか?って聞かれると、絶対出てない、、、
そのため、ゴラッソが指導してる、子供たちも、速い子、遅い子いるので、遅い子をどうにか、速くしてあげたいという思いで、今日は、走力について、吟味してみたいと思います。
でも、まぁサッカーは足の速さが全てではないので、悪しからず。。。
足の速い子
「あの子めっちゃ足が速いから、絶対将来有望だわー」とか、「うちの子、足が遅いから、サッカー向いてないわー。通用せんわー」とか、よく、ママさんが言ってるのを聞きます。それは、
ママさんが間違ってますよ。
そりゃ、速いのに越したことはないし、武器にはなりますが、速いのが良いのなら、日本の足の速いトップ11人を全国から探してチームを組んだら、ワールドカップ勝てますか?スプリント能力の高い、セネガル、ナイジェリア、カメルーン、のアフリカ勢は100mの平均タイムなら世界1だと思いますが、優勝できましたか?前者も後者も答えは、NOです。
ウサインボルトが、50m走5.47秒、日本記録は朝原宣治が持つ5.75秒らしいです。ボルト選手はセカンドキャリアをプロサッカー選手でと言うことで、手を挙げていますが、なかなか、ビッククラブも、中堅クラブも獲得しないし、走るのが速いのが良いなら、とっくに、獲得してますよ。ボルト選手は、そこそこ、サッカーできるしね。
速い子のメリットは、文字通り、足が速いので、他の子を置き去りにできます。観てて爽快で、気持ちいいです。動きが速い分、時間に余裕が持てて、認知→判断→操作の操作部分でゆとりが持てます。
そして、デメリットは、そこの中にあるんです。ゆとりが持てる分、判断スピードを上げる特訓ができないまま、ユース世代に入ってしまうので、身体機能が周りと平衡してきたときに、判断スピードが養われてない分、壁にあたってしまいます。
また、スピードが速い分、細かいドリブルができなくなったり、急にストップして、ターンしたりする技術が疎かになったりします。
むしろ、将来を考えると、デメリットの方が多い気がします。でも、まぁ、優秀な指導者が多いこのご時世、そこら辺をしっかり指導してあげると、すごい選手になると思いますので、どうか、「足が速い」=「無双できる」=「天狗になる」と言う一連の失敗過程を、断ち切って、天狗にならないように、してあげてください。
体の成熟
体の成熟とともに、走力なんて結構つきます。ゴラッソの経験上。高校生くらいになったら、だいたい、皆、6秒台くらいには、なります。僕の場合、あっと言う間に、昔、僕より、遅かった人たちが、同じくらい、むしろ速くなっている人で溢れていましたよ。
育成をの記事→「育てるということ」は、こちら
速くなった人たち
速くなった人に話を聞く機会があったので、どんなことをしたか、聞いたことがあります。まぁ、いわゆる、取材ですね(笑)
僕「今、何秒くらい?50m」
A君「6.0秒ジャスト」
僕「何して、そんなに速くなったの?」
A君「はしごとか、ドリルとか」
だそうです。はしご言うても、上に登るやつじゃありません。ドリルって言っても、漢字ドリルじゃありません。はしごは、「ラダー」で、ドリルは、「走力ドリル」です。
ラダー
ラダーが世間にでる、始めのころ、ラダーの講習に行ったことがあります。2000年くらいかな、こんなんで、速くなるのかと半信半疑でしたが、、、
ぶっちゃけ、タイムが向上ししかも、その日やって、その日タイムが向上しました。
神経系に刺激を与え、神経-筋のルートを円滑にしただけ。しかし、その練習を止めてしまうと、元に戻ってしまうので、しっかり続けることが大切だと、そのときの講師の方は、おっしゃってましたよ。
走力向上ドリル
そのA君がやってたドリルが、
ブラジル体操系
- かかと歩き-5m
- つま先歩き-5m
- つま先腿上げ-5m
- 股関節外旋-5m
- 股関節内旋-5m
- 股関節屈曲-5m
- かかと、お尻付け-5m
- バウンティング-4回
- かかとお尻付け(5m)~ダッシュ-5m
- バウンティング(5m)~ダッシュ-5m
こんな感じの簡単な、「ドリル」。雰囲気は、ブラジル体操に、少しずつ、スピードつけていった感じですかね。体の使い方を、インプットさせる作業的です。
また、素早く動くことを鍛えるドリルを2例紹介しまーす。
アジリティー養成系
例1:Pro agility
説明
横と横のマーカーの間隔4m。
真ん中からスタートして、①→②→③の順で全力で走る。
それぞれのマーカーの間まで行ったら、素早く切り返す。
置いてあるマーカーにタッチするくらいの気持ちで、重心を低くして、切り返しましょう。
例2:Linear W-sprint
説明
体の向きはすべて、画像の向きで行う。
後ろ向きも素早く行う。
青色のマーカーにしっかりタッチして素早く、切り返す。
走力ドリルは、マーカーを使うアジリティー養成系と、ブラジル体操系を紹介しました。サッカーの動きを考えると、試合中は、真っすぐ直線的な走りは少ないので、ここで紹介したアジリティー養成系のほうが、有用だとは思います。しかし、ブラジル体操系ドリルも、体を自由自在に使う、「使い方」を養成するのには、とても重要な練習になってくると考えます。
また、ここでは、サンプルを出していませんが、実際、僕のタイムもアップしたくらいの(笑)ラダーも敏捷性、広義の走力を上げる練習になるので、頻回にやると良いでしょう。